複数台のバッテリーショベルの同時稼働を実証/日立建機

日立建機㈱(先崎正文執行役社長・東京都台東区東上野2の16の1)は、5月19―21日にかけて、㈱鴻池組の協力のもと群馬県前橋市の施工現場で実施した実証試験において、可搬式充電設備「Go―ENE」を用いてバッテリー駆動式ショベルZE85及びZE135の計2台を同時に稼働させながら運用できることを確認した。
実証試験では、将来的にバッテリー駆動式ショベルが1つの施工現場で複数台同時に稼働することを見据えて、日立建機が開発中のエネルギーマネジメントシステムを用いて電源設備が十分に整備されていない限られた電力環境下での複数台同時稼働の成立性を実証していく。
同システムにより1日の作業内容に応じたバッテリー駆動式ショベルの稼働計画の設定や、バッテリー残量の推移予測に基づく充電タイミングの事前計画を行った。
施工中は、バッテリー残量の計画値と実際の稼働による残量の変化をリアルタイムで把握し、充電タイミングや充電方法を最適化することで充電待ちや電欠による作業停止を防ぎ、安定した運用を実現。
現在、電動建機の普及に向けた課題の1つとして、現場ごとに異なる電源環境や作業条件に柔軟に対応できる運用方法の確立があげられる。日立建機は、顧客に電動建機の導入・運用を具体的にイメージしてもらえるように、電動建機を活用できる運用モデルの構築を目指して今回の実証試験を実施した。
実証試験で得られた知見を活用し、電動建機の運用モデル構築を加速させ、顧客やパートナーと共にカーボンニュートラルな社会の実現に貢献していく。






