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令和8年6月8日発行 第3601号 掲載

中山間地向けコンパクトトラクタを井関農機と共同開発/ヤンマーアグリ

 ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマーアグリ㈱(所司ケマル社長・岡山県岡山市中区江並428)は、操作しやすくコンパクトなトラクタ「NKシリーズ」3型式を2026年6月1日に発売した。この新商品は、井関農機㈱(小田切元社長、本社=愛媛県松山市)との開発・生産分野における協業拡大のもと、共同開発した。
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 農地の大規模化や担い手の集約が進む一方で、中山間地や都市近郊では、地域に根ざした農業が各地で継続されている。とくに中山間地域は、全国の耕地面積の約4割を占めており、都市近郊農業とともに、日本の農業を支える重要な存在。こうした市場では、扱いやすく安心して作業ができる小型クラスの農業機械が求められている。
 「NKシリーズ」は、操作レバーやスイッチ類を使いやすい位置に配置することで、快適で安心感のある操作性を実現している。また、小回りが利くコンパクトな設計で、小区画圃場においてもスムーズに操作できるため、オペレータの作業負担を軽減する。
 商品概要、価格、などは次の通り。
 〈商品概要〉
 ▽商品名=トラクタ「NK14/NK17/NK19」▽発売日=2026年6月1日▽希望小売価格=185万5700円-254万7600円(税込み)
 〈主な特徴〉
 ①高出力エンジン搭載で安定した作業の実現=高出力・高トルクの3気筒エンジンを搭載し、従来機より最高出力が向上した。粘り強く余裕のある作業を行え、作業効率と仕上がりの安定につながる。また、排気のクリーン化により、環境規制にも対応している。
 ②軽いハンドル操作で、小区画圃場や四隅の仕上げも思い通り=パワーステアリングを採用しており、ハンドル操作が軽く滑らかに行える。旋回時は、前輪が後輪の約2倍の速さで回転する「前輪倍速」により、圃場の荒れも少なく、小区画圃場での旋回もスムーズ。旋回後の作業機下降時、作業機が地面に着く寸前でゆっくり接地するのでショックが少なく、オペレータの疲労を軽減する。
 ③操作レバーやスイッチを扱いやすい位置にレイアウト=走行・PTOに関わる操作は左側、作業機の昇降や調節は右側に集約して操作内容を分けることで、どの操作を行うか判断しやすく、扱いやすい位置にレイアウトしている。前後進の切り替えはリバーサーレバーで簡単に行え、枕地の仕上げなどの前後進を繰り返す作業に便利。
 また、副変速3段と主変速3段の組み合わせにより、前進・後進ともに9段の変速が可能。耕うん・仕上げ・移動など、作業に応じて適した速度を選択しやすい。
 ④セーフティ機能による安全性の向上=シートベルトの未着用時に音で知らせる「シートベルトリマインダー」や、PTO駆動中にオペレータがシートから離れるとエンジンが停止する「PTO安全装置」を新たに搭載し、事故を未然に防止する。また、ハイマウントウィンカーを採用。高い位置に配置しているので、後方からくる車からも見やすく、より安心して路上走行できる。

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