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令和8年6月8日発行 第3601号 掲載

玄米・白米兼用の「選別王」/クボタが発売

 ㈱クボタ(花田晋吾社長)は8月に、色彩選別機「選別王」(玄米・白米兼用機 KG―S40X3W)を発売する。同社の4インチ籾すり機対応色彩選別機は玄米選別をメーンに行っているユーザーを中心に、高精度・高能率な選別ができる色彩選別機として好評を博している。このほど、白米選別のニーズにも応えられるように同機種の原料接触部を食品用器具・容器包装のポジティブリスト制度に適合させ、清掃性も向上させることで、玄米・白米兼用機として発売する。玄米・白米兼用の新型色彩選別機を市場投入することで米の品質向上、等級アップをサポートし、ユーザーのさらなる収益拡大への貢献を狙う。
 新製品「選別王」の主な特徴は次の通り(①-③は新機能)。
 ①白米選別に対応するため、原料接触部がポジティブリスト制度に適合=ポジティブリスト対応の樹脂を採用し、新制度に適合した。さらに、米の搬送経路の各部に摩耗対策部品やステンレス素材を採用し、異物混入対策を強化した。
 ②玄米・白米選別の簡単切替え機能や張込み用・良品排出用の昇降機を標準装備=青色LEDと緑色LEDが標準装備で、1台2役で玄米・白米選別を簡単に切り替えられる。張込み用・良品排出用の昇降機も標準装備で、多様なレイアウトに柔軟に対応する。
 ③エアガン標準装備・工具レスで簡単清掃=糠や埃を清掃する際に、工具レスで清掃箇所を簡単に開閉できる。搬送経路もステンレス化したことで、標準装備のエアガンや付属のモップを用いて、容易に清掃ができる。
 ④中心検出機能で歩留まりを確保=黒点等のある米の中心を検出し、不良米1粒1粒を狙って吹き飛ばすので、良品の共連れが少なく、高精度の選別が可能。
 ⑤3つのカメラでカメムシ被害・ヤケ・シラタを同時に検出=前後の反射カメラ2台で、カメムシ斑点米とヤケ等の着色米を検出する。さらに、もう1台の透過カメラで、乳白(シラタ)等の未熟粒を検出する。
 ⑥不良品混入率10%でも安定した処理が可能=オール1次選別構造と応答性の高いバルブを採用することで、不良品混入率が10%でも能力が落ちにくく、安定した処理が可能。玄米・白米ともに最大処理能力は毎時1・5㌧。
 ⑦少量の選別も可能=オール溝シュート構造を採用することで、選別時に米の揺動を最小限にできるため、5馬力や10馬力の精米機に連動させて、少量だけ選別する際も安定した処理が可能。
 ⑧赤色LED標準装備=赤色LEDの標準装備で、活青米や青未熟米の選別有無を簡単に切り替えられる。
 ⑨7インチ大型タッチパネルの採用=7インチの大型タッチパネルを搭載し、大きな文字やアイコン表示で直感的な操作が可能。
 ⑩KSAS対応(オプション)=KSAS乾燥調製システムに接続することで、カメムシ被害、ヤケ、シラタなどの選別結果を地図上で色分け表示し、次年度の防除作業などの営農計画に活用できる。
 【主要諸元】▽型式=KG―S40X3W▽シュート=溝シュート×40レーン▽最大処理能力=毎時1・5㌧(4インチ籾すり機対応)▽センシング部=デジタルラインセンサカメラ×3台▽光源=3色発光LED(緑、赤、青)▽イジェクタ数=40個▽昇降機=原料張込み用×1本、良品排出用×1本▽エアガン=エアガン×1本▽表示モニター=7インチ液晶カラータッチパネル
 ▽選別対象=うるち玄米(青米選別あり/なし)、もち玄米(青米選別あり/なし)、うるち白米、もち白米、黒米(オプション)▽寸法(㍉)=幅680×奥行き1342×高さ1914▽良品出口高さ=1440㍉▽重量=203㌔▽電源=AC100V単相(50/60ヘルツ共用)570㍗▽推奨コンプレッサー=1・5㌔㍗(ドライヤー付き無給油式)▽KSASオプション=KSASポート子機(内蔵型)
 ▽希望小売価格=317万9000円(税込み)

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