学生論文・作文を募集/ヤンマーアグリ

ヤンマーアグリ㈱(所司ケマル社長・岡山県岡山市中区江並428)は1日、「第37回ヤンマー学生懸賞論文・作文」の募集要領を発表した。この事業は、日本農業の転換期を迎えていた1990年、厳しい時代にも21世紀への夢と希望を持ち、先駆的な挑戦を試みる元気な農家やその集団が全国各地に誕生しつつあることを知り、「いま日本の農業がおもしろい-その変化と対応-」をスローガンとして、積極的に未来を語りエールを送ってきた。その一方で、次世代を担う若者たちに農業と農村の未来について、自由な発想を論じてもらうことを趣旨として、「ヤンマー学生懸賞論文・作文募集事業」を開始し、今回で37回目となる。
主催は同社、農林水産省、一般社団法人都市農山漁村交流活性化機構、公益社団法人大日本農会が後援する。
この事業の趣旨について同社では、これまで追求してきた農業の「生産性」と「資源循環」を今後も継続し、更に高いレベルを目指すとともに、農業の儲かるかたち、農業や生産物そのものの付加価値を高める、「経済性」の追求にも取り組んでいる。第1次産業である農業は、人々の健康を守り命を育むために欠かせない大切な存在でありながら、利益を生み出しにくい構造となっている。農業生産の先にある加工、流通、消費に至る〝フードバリューチェーン〟に入り込み、広く〝農〟や〝食〟に対する課題の解決策を提供したいとの思いから、生産物の付加価値を高めることで、「持続可能な農業のかたち」を次世代を担う若い皆様と一緒に考えていきたい、としている。
そして、「この事業も今年で37回目を迎える。学生の皆様には、日本や世界の農業において直面する課題を捉え、持続可能な農業を実現するための新たな発想を広く自由な観点で論じ、夢と若さあふれる提言を数多くお寄せいただきたい」とする。
今回応募を呼びかけるポスターにはこれまでの「〝農業〟を〝食農産業〟に発展させる」に加えて、新たに「耕すのは、未来だ。その視線が、次の豊かさを見つける」とキャッチコピーを添えている。
募集期間は2026年6月1日から10月20日、入選発表会は2027年2月5日。
なお、最終審査委員(五十音順)は、▽植松千代美氏(専門/植物育種学・環境教育)▽大杉立氏(同/農学)▽近藤直氏(同/農業工学)▽佐藤年緒氏(同/環境・科学技術)▽中嶋康博氏(同/農業経済学)の5氏。
主な募集要領は次の通り。
【論文の部】当事業の趣旨に沿い、持続可能な農業の確立を目指した〝先駆的挑戦〟を内容としてください。担い手不足の解消、耕作放棄地の活用、スマート農業の推進、農作物のブランド化、農業の6次産業化など、あなたが学習・研究している様々な分野から独自の構想で提言し、その実現の過程、手法等を論理的に述べてください。
▽応募資格=大学、大学院、短期大学、専門職大学、農業大学校、農業短期大学、各種専門学校のいずれかに在籍する学生。全学部全学科対象。外国への留学生、外国からの留学生も可(国籍不問)
▽年齢=30歳以下(外国からの留学生、日本国籍でない人は35歳以下)
▽前提条件=①作品は本人のもので、かつ未発表のものに限る。同一作品を他への発表(応募)予定している場合の応募は不可②グループによる共同執筆可③過去、論文の部入賞者の応募は不可、過去、作文の部入賞者の応募は可
【作文の部】当事業の趣旨に沿った作文をまとめてください。感じていること、夢や思いをこれまでの体験やその時の情景を描写しながら作文に。
▽応募資格=2026年4月1日現在で以下項目の全てに該当する人。農業大学校、農業短期大学のいずれかに在籍する学生。外国への留学生、外国からの留学生も可
▽年齢=25歳以下
▽前提条件=①作品は本人のもので、かつ未発表のものに限る。同一作品を他へ発表(応募)予定の場合の応募は不可②過去、作文の部入賞者の応募は不可③過去、論文の部入賞者の応募は可
【表彰・賞金】
〈論文の部〉▽大賞(1編)賞金100万円、表彰楯▽特別優秀賞(2編)賞金30万円、表彰楯▽優秀賞(10編)、賞金10万円、表彰楯
〈作文の部〉▽金賞(1編)賞金30万円、表彰楯▽銀賞(2編)賞金10万円、表彰楯▽銅賞(10編)賞金5万円、表彰楯▽奨励賞(15編)、賞状、記念品






