FOOMAで技術魅せる/サタケ

㈱サタケ(松本和久社長・広島県東広島市西条西本町2の30)は、2-5日に開かれたFOOMA JAPAN2026に出展し、初日には松本社長が小間に訪れて製品をPRし、拡販に向け意気込みを示した。今回の展示では「機械だけ、じゃない。設計からアフターサービスまで一貫対応」をテーマに、機械単体の「モノ売り」からデータを活用した生産支援システムや設計、アフターサービスに至る「コト売り」までをつないで提供するというサタケの強みを示した。
出展内容をみると、X線とAIを活用して原料の内部不良を選別できるベルト式光選別機「ベルトゥーザスペクトラ」を実演。同製品は、アーモンドであれば、実の内部の空洞や小さな穴、虫食いなど外観からは判別できない不良、さらにはダブルという密度の低い物までX線画像処理で選り分ける。また、AI学習モデルによって良品と不良品を識別する。近年急速に高度化しているAI等、汎用技術の向上で、難しかった大豆のしわの選別など対応できる幅も広がっている。
生産支援システム「KOMECT(コメクト)」では、シリーズ第2弾として5月に発売した精米工場向け「KOMECT」を紹介。リアルタイムでの稼働状況確認や、精米加工データの自動取得・活用を通して、利益改善や精米工場の「見える化」の実現に貢献する。今回、参考出品として精米機械設備ラインに組んでリアルタイムで品質データを取得するセンサーを展示。精米工場における米の品質管理を行う際、加工中のサンプルを人が分析室に運んで分析すると品質の測定を終えた頃には加工が終了しており、問題があった場合、ロット加工後に判明するという課題があった。その課題をラインの中のセンサーが読み取ることで解決する。精米機の前後や色彩選別機の前後に設置することで、米の白さ、着色、砕粒、粉状質、完全粒、胚芽などをリアルタイムで把握する。将来的には、リアルタイムデータを活用した調製の自動化を最終地点として見据えている。
炊飯分野では加圧式IH炊飯方式(1・2気圧×106度C炊飯)で、ムラが少なく粒感のしっかりした炊き上がりで、炊飯後の経時劣化に強い業務用炊飯設備「SILK(シルク)」を展示。釜ごとに別種のご飯を炊くことで少量多品種生産に対応する。これまで蒸して仕上げる必要から専用ラインを設ける必要のあった赤飯も「SILK」によって簡単に美味しく炊きあがる。また新商品として、炊飯工程に「SILK」を用いたパックご飯設備「SILK DELI(シルク デリ)」をパネル展示。「SILK」の美味しさはそのままに常温で1年間の長期保存が可能となり、小売店等で出る無駄な廃棄を抑えつつ、これまでのパックご飯の概念を覆す美味しさに仕上げた。
サタケグループからは、ライステクノプロダクト㈱が新型業務用自動洗米機を参考出品。サタケグレインマシナリー㈱は製品サポート体制の良さをアピールした。






