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令和8年6月8日発行 第3601号 掲載

新会長に鈴木聡司氏/農機公取協が通常総会

 農業機械公正取引協議会は1日、都内芝公園の機械振興会館会議室で、第47回通常総会を開催し、すべての議案を事務局原案通り承認した。任期満了に伴う役員改選で、新会長に鈴木聡司氏(㈱クボタ常務執行役員農業機械事業部長)が選任された。
 総会では、冨安司郎会長があいさつ。「景品表示行政を巡る環境にも大きな変化が見られ、不当表示の抑止強化やステルスマーケティング規制の導入など、 法令の高度化・多様化が進む中、適正な表示の確保はこれまで以上に重要な課題となっている。これらは単なる法令遵守にとどまるものではなく、消費者の信頼確保、ひいては市場の健全な発展に資するものであり、当協議会が運用する公正競争規約は、業界の実態に即したルールとして、不当表示や過大な景品提供の未然防止に寄与しており、その適切な運用を通じて業界全体の信頼性向上を支える重要な基盤で加えて、安全性の確保に関連して、当協議会の公正競争規約のもと、製品の安全性検査に関する合格証票の適切な表示や、カタログ ・販促資料における安全情報の明確化を推進するとともに、トラクタの公道走行時におけるシートベルト着用義務車である旨の表示の普及など、利用者の安全な使用を支える取り組みを進めている」と、公正競争規約の適切な運用を強調した。
 続いて来賓として、消費者庁の岡田博己表示対策課長、公正取引委員会事務総局取引部の河野琢次郎取引企画課長、農林水産省農産局技術普及課の美保雄一郎生産資材対策室長、経済産業省製造産業局の須賀千鶴産業機械課長がそれぞれ祝辞を述べた。
 令和8年度事業としては、まず、「会員は公正マークの下に集まる信頼のおけるお店である」ことを前面に打ち出し、農業者に対して会員のPRを推進する。また、会員であることの意義及び農機公正競争規約制度の効果(メリット) を引き続き機会あるごとに普及啓発していく。
 また、各県協議会及び各メーカーの協力を得て、新品・中古展示会における規約順守状況調査を本年度も積極的に実施していく。そして、問い合わせの多くなっている展示会及び実演会の届出規定や景品類の提供限度について周知徹底する。さらに、県協議会事務責任者研修会を昨年同様に開催し、県協議会業務及び規約普及業務について意思疎通を図る。
 農業者が安全性能の高い農機を容易に選択することができるように規約の安全性検査合格証票の表示への対応についても表示規約施行規則に盛り込むとともに、カタログ等における安全性検査合格証票の表示方法の例示を示している。また、合和9年1月から乗用型トラクタで道路を走行する場合のシートベルト着用義務化に合わせ、銘鈑等にその旨を表示する際の表示方法を会員に通知・周知する予定。
 同協議会としては、農業機械の取引における顧客の自主的な商品選択及び事業者間の公正な競争を確保するため、関係官庁の指導を仰ぎ、各県協議会と連携し公正競争規約の厳正かつ適正な運用に努めることとする。
 総会終了後、春の叙勲で旭日双光章を受章した静岡製機の鈴木直二郎社長に記念品が送られた。

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