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令和8年6月8日発行 第3601号 掲載

福岡丸本:袋詰め作業を軽減/福岡県特集

 食品や農産物向けの包装資材を製造販売する福岡丸本㈱(山本正和社長・福岡市東区多の津3の11の16)の野菜袋詰め機「アイパッカー2」が好評だ。野菜の袋詰め作業は、手作業では時間も人手もかかり、繁忙期には大きな負担になる。大型機の導入も難しい中、「ちょうど良い解決策」として生まれたのが同製品だ。
 特徴は、電源を入れると空気の力で袋が自動開口し、作業者は野菜を入れるだけというシンプルさ。複雑な操作は不要で、誰でもすぐに扱える。横置き・斜め置き・縦置きの3パターンに組み替えが可能で、付属品のホッパーを組み合わせることで、長物野菜、葉物野菜、ナス、ジャガイモ、ニンジンなど幅広い作物に対応する。滑りにくい野菜、例えばナスなども、ホッパーにより袋の奥までスムーズに入るという。
 袋交換は簡単で、一度に200枚をセットできる。重量は約4・2㌔と軽く、A3サイズに収まるため作業台にも置きやすい。ポータブルバッテリーを併用すれば電源のない場所でも使用できる。
 導入のしやすさも人気の理由だ。専用袋の年間購入枚数を満たすことを条件に(無地防曇袋11号以上を年間5万枚以上購入など)、本体の無償リース利用が可能。初回付属品のセットと登録料に約1万円が必要だが、初期費用を抑えられるため無理なく導入できる。専用袋は内容物や作業方法に合わせて多様なタイプに対応しており、無地から印刷品まで製造が可能だ。
 付属のホッパーは、口径可変のSサイズ、200㍉のMサイズ、230㍉のLサイズを揃えている。特注ホッパーの製造にも対応し、特殊な袋詰めにも柔軟に応える。担当者によれば、これまでに約100種類の特注ホッパーを製作してきたという。
 利用者からは「作業時間が1時間から40分に短縮され、作業者も3-4人から2人に減らせた」「袋のサイズを小型化でき資材コストも削減できた」「小型で省スペースのため無理なく導入できた」といった声が寄せられている。外部委託していた作業を内製化できた例もあり、現場の作業体制を見直すきっかけになっているようだ。
 同社は、包装資材の販売に付加価値を持たせる形で同製品を開発し、2022年から提供を開始した。担当者は「野菜の形状や作業上の悩みなど、気軽に相談してほしい」と話している。
 製品問い合わせは、同社(電話092・611・4661)まで。

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