MENU
令和8年6月22日発行 第3602号 掲載

N肥減へ、農水省計画認定/ハカルプラス

 ハカルプラス㈱(三宅康雄社長・大阪府大阪市淀川区田川3の5の11)が供給する非破壊型硝酸態窒素センサー「Folina(フォリナ)」を活用した取り組みが、5日付けで農林水産省の「基盤確立事業実施計画」に認定された。
 同社が受けたこの計画認定は、先端技術の研究開発と、その成果を現場へ広げる事業を対象とし、近畿地方に主たる事業所を置く企業としては初の認定となる。
 同計画では、施設栽培のトマトを主な対象に、「Folina」で葉の硝酸態窒素濃度を測定し、葉の状態に応じた肥培管理を支援する。今後は測定方法や記録方法、施肥判断への活用方法を標準運用手順書として整備し、化学肥料使用量の低減と収量・品質の維持を目指す。
 「Folina」は、トマトを対象として、その葉を同器ではさみ、7秒で葉内硝酸イオン濃度を表示する手軽な測定器。葉を傷つけずリアルタイム測定を可能にした。
 同計画の主な取り組みは次の通り。
 ①同製品を用いた栄養診断による窒素施肥量低減の実証(実証目標:慣行比10-25%低減)②収量・品質・肥料費・作業時間への影響評価③測定条件、記録方法、施肥判断への活用方法をまとめた標準運用手順書の整備④生産者、普及指導機関、公設試験場等への導入支援資料の整備。
 同社は今回のAGTS農業展に出展し、「Folina」の実機を展示するとともに、葉を切らずに同器を活用した作物の栄養状態確認の紹介、トマトを用いた簡易測定デモを行う。小間は展示ホールA、番号F─29。

カテゴリー別最新ニュース