静岡製機:安定保冷のGBRシリーズ/AGTS特集

静岡製機㈱(鈴木直二郎社長・静岡県袋井市諸井1300)は5月から、農産物低温貯蔵庫「さいこGBRシリーズ」8型式、現地組み立て式の「大型さいこGBR3000/6000シリーズ」各2型式の出荷を開始した。
昨年10月に発表した新製品で、8年ぶりにフルモデルチェンジし、環境負荷が極めて少ない新冷媒のノンフロンR1234yfを採用。冷蔵ユニットの腐食防止を目的にダブルディッピングコーティング(2回浸漬処理)を施すなど、安定した保冷性能を発揮する期待のニューフェースだ。
米価格の上昇で、米・稲作関連商品を供給する農機メーカーには近年にない活発な引き合いが続いており、同社もご多分にもれず米麦乾燥機、色彩選別機、貯蔵庫・保冷庫など、収穫以降の作業省力化、品質向上に資する商品は生産に追われる状況が続いている。「さいこGBRシリーズ」の動きについて同社担当者は、「いただいた受注に生産が追いつかず、お客様には迷惑をおかけしていたが、順次出荷を開始している」と話す。
同シリーズはコンプレッサーや各種ファンの運転時間を減らして節電する〝玄米ecoモード〟と、米の品質保持を最優先して食味の劣化を抑える〝食味モード〟を搭載。使用周囲温度を見直し、40度Cの厳しい環境下でも安定した運転ができ、かつ節電性能でランニングコストを抑制。他方、標準装備の回転鍵に加え、市販の南京錠も取り付け可能な鍵受けを装備したダブルロック対応、さらに扉を開けると同時にブザーが鳴動する設定もでき、盗難などのトラブル回避に効果的。
玄米/野菜切り替えで、庫内温度調節は2―20度C。
いずれも同社工場で本体、冷蔵ユニットを一貫して生産しており、アフターサービスにおいても同社冷蔵ユニット修理セクションが対応。購入者が安心して導入・稼働できる体制を敷いているのも大きな魅力だ。






