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令和8年6月22日発行 第3602号 掲載

大樹トレーディング:野生動物から農作物を守る〝高音金属おどし〟/北陸特集

 園芸用品などを取り扱う㈱大樹トレーディング(田中進社長・富山県富山市婦中町広田5469)が開発した「鹿・けもの警報器 DG602TM」が注目されている。ステンレス製の発音体と樹脂製の鳴子が回転し、700-1450Hzの高い金属音を断続的に発する仕組みで、半径約40㍍をカバーできる点が特徴。鹿やカモシカ、イノシシ、熊のほか、カラスやハクビシンにも効果が報告されているという。
 昼夜対応のタイマー付きで、24時間作動も選択可能だ。設置は、被害の中心や侵入口付近に置き、周囲の雑草や障害物を取り除くことが基本となる。専用三脚支柱を使うことで音の死角を減らし、段丘地や複雑な地形でも効果を発揮しやすくなる。支柱は自立式で、設置場所の変更も容易。
 同製品の開発は、福島県内の農家が同社が開発した「モグラ撃退器」をドラム缶に入れ、金属音を響かせてイノシシ対策に成功した事例がきっかけとなった。実験を重ねる中で、ステンレス発音体が鹿やカモシカにも高い警戒効果を示すことが確認され、現在の仕様に至ったという。希望小売価格(税込み)は本体と専用三脚支柱、セット価格1万9000円(別売りも可能)。設置方法に関する相談も受け付けており、周辺写真を送れば地形に応じた助言も行っている。その他に、家庭用に開発されたモグラの感知器官を錯乱する「もぐらバリア DG009」なども展開している。

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