モリシタ:雪国で磨いた耐雪型ハウス「ストロングXパイプハウス」/北陸特集

1966年の創業以来、農業資材や園芸施設を扱ってきた㈱モリシタ(森下幸蔵社長・福井県福井市江端町6の37)が、雪国の現場で培った経験をもとに、独自ブランド「ストロングXパイプハウス」シリーズの展開を進めている。豪雪・強風といった北陸特有の気象条件に耐える構造を追求し、パイプの強化や補強方法を標準化した点が特徴だ。同社が手がけるパイプハウスは、雪害による倒壊が多い福井県内での施工経験を踏まえ、パイプの太さや補強方法を見直し、耐雪性を高めてきた。こうした取り組みを体系化したブランドとして「ストロングXパイプハウス」を商標登録し、商品ラインを明確化した。シリーズの中心となるのが、25・4㍉径パイプを使用したスタンダードモデル「ストロングXパイプハウス254」。高張力鋼管「STX780」を採用した強化タイプで、間口3・2-6・5㍍まで対応し、用途や設置環境に応じた柔軟な設計が可能となった。さらに、31・8㍉、42・7㍉、48・6㍉の3種類のパイプ径を追加し、間口6-10㍍まで対応する幅広いサイズをラインアップ。小規模から大規模施設まで、導入規模に応じた選択肢を揃える。福井県の「低コスト耐候性ハウス事業」にも採用された。鉄骨ハウスよりも導入・設置コストを抑えつつ、豪雪地帯でも使用できる強度を確保した点が評価された。






