「新型さいこ」に特別仕様機/静岡製機

静岡製機㈱(鈴木直二郎社長・静岡県袋井市諸井1300)は7月から、農産物低温貯蔵庫「さいこGBRシリーズ」の新製品として、台数限定の特別仕様モデル「GBR8PS」を発売した。同機は、同シリーズの基本性能を備えつつ多目的スペースを加えることで、農産物の保管はもちろん、使用者の様々なニーズに対応できる利便性の高さが特徴。貯蔵量は、米/野菜室は玄米袋(30㌔)8袋もしくは農業コンテナ4個、多目的室は同コンテナ2個で、多目的室の温度は米/野菜室の設定温度プラス約4度Cの6―24度C。
昨年10月に発表し、5月から出荷を開始しているGBRシリーズには順調に注文が寄せられており、同社は生産対応に多忙な日々を送っている。
同シリーズは、地球温暖化係数(GWP)が1と、環境負荷が極めて少ない新冷媒のR1234yfを採用したほか、冷蔵ユニットの腐食防止を目的にダブルディッピングコーティング(2回浸漬処理)を施し耐久性の向上を図るなど、安定した保冷性能を発揮。高温に悩まされる昨今、同シリーズは周囲温度が40度Cの厳しい環境下でも、農産物保冷を安心・安全・快適に行える。
そうした基本性能を備えつつ、新製品のGBR8PSは、農業用コンテナ2個を収納できる多目的室を庫内下部に設置。仕切り板で上下の部屋を区切っているため、いつでも様々な用途に活用できる保管スペースとなる。この多目的スペースの冷却温度は、米/野菜室の設定温度からプラス約4度C。
シリーズ全機種共通の特徴として、①足元灯(庫内灯)で安全作業をサポート②ダブルロック対応で安心③ドア閉め忘れ防止ブザーを備え、ドアオープンですぐに鳴動するブザーの防犯設定も可能(GBR5―32および同8PS)―などがある。また、いずれも同社工場内で本体、冷蔵ユニットを一貫して生産しており、アフターサービスにおいても同社冷蔵ユニット修理セクションが対応。購入者が安心して導入・稼働できる体制を敷いているのも大きな魅力だ。
GBRシリーズに今回8PSをラインアップしたことにより、「新型さいこ」の利便性はより広がり、その使いやすさで需要拡大に弾みをつけるとみられる。
GBR8PSの仕様は次の通り。
▽機体外寸=幅886×高1810×奥行975㍉▽同内寸(米/野菜室)=幅740×高855×奥行835㍉▽同内寸(多目的室)=幅624×高354(レール5㍉除く)×奥行770㍉▽有効容量=米/野菜室502㍑、多目的室170㍑▽製品質量=112㌔
▽制御温度=米/野菜室2―20度C▽制御湿度=同低湿50―75%RH、高湿60以上▽電源=単相100V、50/60?▽消費電力=150/165㍗▽付属品=すのこ、排水ホース(標準)
メーカー希望小売価格は、税込みで31万4600円。






