GPEC2026が開幕/7月15―17日、東京ビッグサイトで

施設園芸・植物工場展2026(GPEC)が7月15―17の3日間、都内有明の東京ビッグサイト南1・2ホールで開催される(一般社団法人日本施設園芸協会主催)。同展は、国内唯一の施設園芸・植物工場に特化した専門展示会として名高く、2年に一度、施設園芸の農閑期に開催されている。9回目を迎える今回のテーマは「技術を極め、未来を耕す、革新の施設園芸」。農業を巡る情勢が大きなうねりを見せる中、施設園芸の未来を耕す最先端の技術や製品、サービスが参集し、国内外へ広く発信される。過去最多の264社が出展する今年のGPECには、4万5000人の来場者が見込まれ、活発な商談や情報交換が行われる。
いよいよ今月、2年ぶりにGPECが開催される。一般社団法人日本施設園芸協会(安岡澄人会長)が主催するGPECは、国内で唯一、施設園芸・植物工場分野に特化した展示会である。今回は過去最多となる264社・団体が出展し、生産者が抱える課題に対する解決策を提案する。
同展には国内外の施設園芸・植物工場関連の資機材企業や流通業者、研究機関、自治体・団体・組合、植物工場参入希望者、食品関連事業者など非常に幅広い関係者が訪れる。来場者は年々増えており、主催者によると、前回のGPEC2024では来場者が延べ4万1564名となり、前回に比べて47%増加した。特に農業生産者の動員力が高く、約4割が生産者であったという。施設園芸の農閑期に開催し、生産者が来場しやすいよう工夫している。
施設園芸をめぐる情勢は、農家数の減少や地球温暖化、中東問題など、昨今ますます厳しさを増しているものの、施設園芸が担う役割の大きさと、国や社会が業界に寄せる期待の高さは変わらず、むしろ年々拡大しているといえよう。生鮮野菜の周年安定供給は施設園芸による生産が必須となっており、特に気候変動の影響が著しい昨今は、環境制御により、季節や天候に左右されない安定的な生産が可能な施設栽培に期待が寄せられている。
先のGPEC記者発表会で挨拶した高山弘太郎実行委員長は「GPEC出展社が前回に比べ37%増えているのは、まさに施設園芸・植物工場がこれまで以上に大きな社会的注目を集めているあらわれ。地球環境の変化の中で国民の健康を支えている生鮮野菜を安定的、かつ効率的に生産する施設園芸・植物工場といった重要性はさらに今後高まっていく」と述べ、GPECを「最新技術の展示の場であると同時に、施設園芸の未来像を議論する場にしたい」と意気込んだ。
GPECはまさにそうした最新の施設園芸技術が一堂に集まり、大いに交流と議論が行われる場となると予想される。本展にて施設園芸・植物工場の今を把握し、未来を考え、来場する関係者と意見を交わし、今後の参考にしてほしい。






