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令和8年7月6日発行 第3604号 掲載

市場の概況:農業産出額5689億円/鹿児島県特集

 農林水産省が発表した2024年の鹿児島県農業産出額は5689億円となり、前年比4・6%増で過去最高を更新。23年に続き8年連続で全国2位を維持した。
 畜産では、ブロイラーの産出額が1054億円と、2年連続して1000億円台を確保したものの、前年より13億円減少。鶏卵も107億円の減少となった。原因として鳥インフルエンザの影響により減少していた鶏卵の生産量が回復し、価格が下落したことが要因とみられる。畜産全体では、前年に比べ132億円(3・5%)減少したが、部門・品目別の構成割合では肉用牛(21%)が最も高く、次いでブロイラー(18・5%)、豚(16%)と続き、依然として全体の約6割を占めた。一方で、耕種が前年に比べ374億円(23・2%)増と大きく伸びた。主食用米の価格上昇を背景に米が163億円、野菜が131億円、サツマイモ(カンショ)は焼酎メーカーの原料需要の堅調さを背景に取引価格が上昇しイモ類が42億円と軒並み増加した。異常気象などの影響で供給が大きく落ち込んだため価格が急騰したキャベツは85・4%、茶(生葉)が12・1%と、それぞれ増加、県農業の産出額を押し上げた。上位10品目は、肉用牛が1192億円で1位。以下順番に、ブロイラー(1054億円)、豚(912億円)、米(336億円)、鶏卵(332億円)、カンショ(223億円)、茶(生葉)(157億円)、サトウキビ(137億円)、バレイショ(129億円)、キャベツ(89億円)。
 生産農業所得は1623億円で前年より89億円増加となったが、農業産出額に占める生産農業所得の割合は28・5%と、同0・3ポイント上昇したものの全国最下位になった。

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