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令和8年5月18日発行 第3598号 掲載

国産レーザードローンM4の座標精度検証結果を公開/マプリィ

 ㈱マプリィ(山口圭司代表取締役・兵庫県丹波市春日町多田165)は、自社開発の国産レーザードローン「mapryM4」において、国土交通省が定める「3次元計測技術を用いた出来形管理要領」の基準(±50㍉以内)に対応した三次元点群の座標精度検証を実施し、その結果を公開した。
 「ヘルマート変換(3点以上の基準点による座標補正)」を用いることで、実務で多用される対地高度50㍍での検証を含め、全軸で要求精度をクリア。
 国産機ならではの高いセキュリティ性能と、公共測量・土木現場で求められる厳格な精度を両立していることを実証した。
 〈背景と課題〉
 建設・土木業界ではi─Constructionの推進により、ドローンを用いた点群計測が標準化されている。
 特に公共事業では、データの国外流出リスクを抑える「セキュリティ基準(国産機)」への対応と、出来形管理要領が定める「水平・鉛直誤差±50㍉以内」という厳しい精度基準のクリアが求められている。
 マプリィはこうしたニーズに応えるべく、ハードウェア・ソフトウェア双方を自社開発する強みを活かし、実務に即した精度検証を行った。
 〈M4測量・土木向けソリューションの強み〉
 ①公共事業のセキュリティ要件をクリアする「国産」の信頼性
 M4は機体・センサー・アプリを国内で一貫して最適化した国産ドローン一体型モデルだ。
 米国国防権限法(NDAA)準拠の通信モジュールを採用し、データの国外流出リスクを徹底排除。重要インフラや公共事業でも安心して導入できる。
 AES─256暗号化通信により、第三者からの傍受や乗っ取りを防止。国産機指定の案件にもスムーズに対応する。
 ②測量・土木に特化した高度な座標変換機能
 現場の状況や求められる精度に応じて、最適な補正手法をソフトウェア上で選択可能となっている。
 また、3点座標変換(ヘルマート変換)で、公共基準点と点群データをミリ単位でマッチング。検証で実証された通り、出来形管理要領に準拠した高精度な成果物(DXF等との比較)を作成できる。
 1点座標変換(シフト補正)で、基準点の設置が困難な箇所や、スピードが求められる簡易測量・土量計測において、迅速に現場座標へ合わせることが可能。
 ③連携アプリや解析ソフトによる簡単操作
複雑な操縦技術を必要とせず、誰でも標準的な手順で高精度なデータが取得できる。
 タブレット上の地図画面で範囲を指定すれば、地形の起伏に合わせた飛行ルートを自動生成する。
 取得データは解析ソフトとの連携により、DSM・DTM・樹冠高モデルを自動生成。土量計算や森林資源量調査、補助金申請に必要な図面算出までを大幅に効率化できる。

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