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令和8年5月18日発行 第3598号 掲載

第42回総会で学会賞、フェローを授与/日本農業工学会

 日本農業工学会(渡邉紹裕会長)は9日、都内文京区の東京大学弥生キャンパスフードサイエンス棟中島董一郎記念ホールにおいて第42回総会、2026年度フェロー称号・日本農業工学会賞2026授与式、受賞講演会を開催した。
 総会冒頭、挨拶した渡邉会長は、同学会が昨年40周年を迎えたことを受け、40年が経ち今年はその先に向けて踏み出したところだと説明。同学会はこの総会と顕彰が主要な行事であるとし、これをきちんとやることが重要だと述べ、しっかり進めていくと強調した。
 総会では2025年度事業及び収支決算報告、2026年度事業計画及び収支予算案、2026年度フェロー顕彰者及び日本農業工学会賞受賞者などを審議し、いずれも了承された。2026年度事業計画では、加盟10学協会の連携・協力のもとに会員相互の連絡・協力の充実を図り、学会への参加勧奨やJABEE(日本技術者教育認定機構)対応を進めるほか、国際農業工学会(CIGR)との連携、フェロー・学会賞の授与、広報活動の強化などを行う。学会によるジャーナル創刊も検討中とした。
 続いて日本農業工学会賞2026(7名)・2026年度フェロー(20名)の授与式が行われた。会長挨拶、選考委員会による選考過程の説明を経て、各賞の授与が行われた。渡邉会長から表彰状と副賞が授与された。受賞者は次の通り。(敬称略、発表順)
 【学会賞】谷晃(静岡県立大学)=植物の微量気体交換に関する生態工学的研究▽大橋(兼子)敬子(玉川大学)=光環境制御による付加価値植物の高効率生産▽平野高司(北海道大学)=森林の二酸化炭素収支の定量化と環境応答の解明▽宮竹史仁(帯広畜産大学)=環境低負荷型堆肥化の機構解明と自動化技術の開発▽岡安崇史(九州大学)=農業情報の計測・評価・利用に関する研究▽海津裕(東京大学)=低コストRTK―GNSSによる小型農業ロボットの自律走行制御▽森充広(農研機構)=農業水利施設の調査・点検及び性能評価に関する一連の研究
 【フェロー】遠藤雅人(東京海洋大学)▽桜井誠人(宇宙航空研究開発機構)▽石郷岡康史(農研機構)▽佐々木華織(同)▽横沢正幸(早稲田大学)▽菊池豊(農研機構)▽辻博之(同)▽福田直也(筑波大学)小川幸春(千葉大学)▽大橋慎太郎(新潟大学)▽佐藤正衛(農研機構)▽志藤博克(同)▽張樹槐(弘前大学)▽長坂善禎(北里大学)▽桐博英(農研機構)▽山岡賢(琉球大学)▽緒方英彦(鳥取大学)▽松井宏之(宇都宮大学)▽平松研(岐阜大学)▽牧山正男(茨城大学)
 授与式の後、学会賞受賞者による受賞講演ならびに祝賀会が行われた。

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