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令和8年5月18日発行 第3598号 掲載

JA全農みやぎの動き:農家購買意欲高まる/宮城県特集

 JA全農みやぎの2025年度の実績は計画比128・2%、前年比125・7%と好調。農家の購買意欲の高まりに加え、値上げ前の駆け込み需要などが要因。生産資材部農業機械課の内海聡課長は「需要に対して供給が追いついていない。米価上昇の追い風で特需だった」と振り返る。
 主要3機種や管理機などは前年超え。乾燥機や草刈機も人気だが、生産遅延が続いている。トラクタは60PS以上が主流で、100PSクラスも動いている。田植機は6条以上、コンバインは4~7条などが満遍なく普及している。
 共同購入コンバインは、3年で60台の目標に対し、これまでに計50台を供給している(4月8日時点)。当初の目標は確実に達成できる見通し。今年度は30台の供給を目指し、引き続き販促を強化していく方針だ。
 今年2月、北海道でJA全農主催の「共同購入コンバイン提案活動表彰式」が開かれた。宮城県関連では、共同購入コンバイン提案活動で特徴的な取り組みをしたとして、JA表彰部門にJA新みやぎが、担当者表彰部門に受注台数全国1位の山田喜一氏(JA新みやぎ)がそれぞれ最優秀賞に輝いた。
 一方、展示会は昨年6月と11月に仙台市内で開催。それぞれ約2000人の来場者で盛況となり、計画を大幅に上回る実績だった。展示会場には最新機種がずらりと並んだ他、乾田直播コーナーを設置し、注目を集めた。今年も6月と11月に開催する予定だ。内海課長は「これまでの展示会では、春に秋物、秋に春物というように3~4カ月のサイクルで機械を提案していた。しかし、2024年度以降は春は春物、秋は秋物を紹介するといった状況」と話す。
 今年4月には角田市で「乾田直播試験展示圃現地検討会(播種実演)」を開き、耕うん・施肥・播種・鎮圧を1工程で作業できるスリップローラーシーダーの実演を披露した。同検討会は2024年度から実施しており、環境保全米型栽培試験や大豆後作栽培試験に加え、今年度からは▽もち米栽培試験▽早期播種体系試験―といった乾田直播栽培を主軸とした持続可能な農業技術の検証に取り組んでいる。
 「大規模農家だけでなく小規模農家などでも乾田直播を導入してもらえるように実証を進めている。乾田直播の実演を強化するとともに、共同購入コンバインや推奨型式を積極的にPRしていきたい」と内海課長。

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