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令和8年5月18日発行 第3598号 掲載

工進:充電式草刈機の軽量・高出力を実現/刈払機・刈刃特集

 ㈱工進(小原英一社長・京都府長岡京市神足上八ノ坪12)の充電式草刈機「PBC―400R」は、草刈り作業の負担を大幅に軽減することを目指し、新たに開発したバッテリーを搭載した。近年、家庭用からプロ用途まで需要が高まる充電式草刈機だが、「重くて疲れる」「パワー不足」といった不満が根強かった。同社はこうした声に応えるべく、軽量化と高出力を両立したバッテリーと、操作性を高める構造の見直しを進め、従来の課題をまとめて解消した新モデルを完成させた。
 最大の特徴は、同社従来製品の1370㌘から約30%軽量化した980㌘の40vバッテリーだ。容量を増やすと重くなるという宿命的な課題に対し、同社はバッテリーを一から再設計。軽量化しながらも出力を高め、1速で最大75分、4速でも25分の連続使用を可能にした。草が密集した場所で瞬時に回転数を上げられる「ブースト機能」も搭載し、必要な場面だけパワーを引き出すことでバッテリー消費を抑える工夫も施されている。
 操作性の向上も大きなポイントだ。従来の充電式草刈機は刃の先端にモーターを搭載するフロントモーター式だったが、傾斜地や不整地では先端を持ち上げる負担が大きいという声があった。新モデルではモーターを後方に配置するリアモーター式を採用し、先端部の軽量化を実現。刃を左右に振る動作が格段に軽くなり、操作に必要な力は従来比で約半分に抑えられた。長時間作業でも疲れにくく、プロの現場でも扱いやすい仕様となっている。
 さらに、防水保護等級IPX4相当の防滴性能を備え、小雨や朝露の中でも作業を継続できる点も特徴だ。天候に左右されず作業を進めたいユーザーにとって、信頼性の高い仕様といえる。

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