サンクールシステム:遠隔新型開閉装置を展開/宮崎県特集

農業用ハウス関連機械の製造販売を手がけるサンクールシステム㈱(宮永晃太郎社長・宮崎県東諸県郡国富町嵐田828)は、ハウス自動開閉装置「SFNeо+(プラス)」を展開している。温度や湿度、風向・風速などをもとに換気窓の開閉を自動制御する仕組みだ。液晶タッチパネルで操作し、谷換気やサイド換気、内張りカーテンの開閉、遮光制御まで1台で対応する。制御盤は1?4系統まで対応し、ハウスの棟数や区画数に応じて管理範囲を広げられる。加えて、CO2センサーやハウス内環境測定装置「スマートノード3」、炭酸ガス発生装置と組み合わせれば、温湿度・CO2を正確に測定したうえで、換気窓の開き具合に応じたCO2の発生量を自動調整でき、省エネにつながる。
同社が力を入れるのが、遠隔管理システム「グリーンラボⅡ」だ。SFNeо+にルーターを接続してクラウド経由で連携させ、スマホなどから系統ごとの環境データ、制御情報を確認・変更できる。リモート操作で温度設定や動作条件の変更が可能になるほか、系統ごとのデータを比較分析できるため、栽培管理にも役立つ。急な天候変化への対応や、夜間の温度変更といった場面での活用を想定している。
同社は今後、こうした環境制御技術を養鶏舎や養豚舎向けにも展開していく方針だ。畜舎同士の距離が離れがちな山間部の生産者を中心に、省力化ニーズを見込んでおり、来年の発売を目指している。






