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令和8年9月28日発行 第3615号 掲載

スマート林業技術活用推進事業に4コンソーシアムを採択/林業機械化協会

 一般社団法人林業機械化協会(島田泰助会長)は、林野庁の補助を受けて実施する「令和7年度スマート林業技術活用推進事業」に次の4コンソーシアムの事業を採択した。▽北海道・スマート林業EZOモデル構築協議会▽いしかわスマート林業推進協議会▽岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアム▽大分県林内作業システム革新化推進コンソーシアム―で、それぞれ地域に適したスマート林業技術普及のあり方を探っていく。

 同事業は、伐採・搬出から造林に至る一連の施業に、最先端のスマート林業機械・機器を組み合わせて活用する新たな作業システムの構築及び新たな作業システムを導入。それによる労働安全性、労働負荷、労働生産性、収益性の改善効果を定量的に評価・発信する取り組みを支援するもの。

 各コンソーシアムのメンバー及び事業内容の概要は次の通り。

 【北海道・スマート林業EZOモデル構築協議会】

 北海道庁、北海道大学、北海道立総合研究機構林業試験場、㈲サンエイ緑化、ログオーバー㈱、下川町森林組合、㈱田邊林業、北海道林業機械化協会などで構成。

 ICTハーベスタ、ウインチアシストシステム(テザーシステム)、GNSS位置情報といったスマート林業技術を活用するとともに、伐採から地拵え、植栽、下刈りまでを一体的に計画する機械化作業プランニングを導入し、北海道の森林条件に適した「伐採・植栽トータル機械化システム」の構築・実証を行う。

 【いしかわスマート林業推進協議会】

 石川県庁、石川県農林総合研究センター林業試験場、石川県森林組合連合会、金沢森林組合で構成。

 遠隔伐倒機(シン・ラプトルⅡ)と架設が比較的容易で急傾斜地にも適したタワーヤーダ等を組み合わせ、レーザー航測成果を活用した専用ソフトによる架線設計の省力化を図るなど、伐採・搬出から造林に至る一連の施業で一貫した新たな機械化システムの構築・実証を行う。

 【岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアム】

 岐阜県庁、岐阜県立森林文化アカデミー、岐阜県森林研究所、岐阜県森林組合連合会、㈱丸光イトウで構成。

 遠隔伐倒機(シン・ラプトルⅡ)による伐採と自動走行フォワーダでの運材を組み合わせ、伐倒・集材・運材を統合した新たなスマート林業モデルの構築・実証を行う。

 【大分県林内作業システム革新化推進コンソーシアム】

 大分県庁、鹿児島大学、大分県造林素材生産事業協同組合、久大林産㈱で構成。

 傾斜の異なる現地を設定し、遠隔伐倒機(シン・ラプトルⅡ)と従来型の造材、集材、運材機械を組み合わせた作業システムの実証を行い、各傾斜、特に急傾斜地における循環型林業の推進に向けた新たな作業システムの構築・実証を行う。

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