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令和8年10月5日発行 第3616号 掲載

ピックアップ企業:田中工機 能率を最優先した乗用ピッカー/長崎県特集

 田中工機㈱(田中秀和社長・長崎県大村市皆同15の1)が発売した乗用ピッカー「アガールD」は、作物を拾い上げて収穫用フレコンバッグ、または鉄コンテナに送り込むピッカーだ。掘り上げた様々な根菜類に使用が可能で、圃場の条件により異なるが、10㌃当たり約1・5?2時間の作業スピード。収穫の速さを優先したい生産者に好評だという。

 特徴は、①土落とし振動装置を2機搭載しコンテナ内への泥土の混入を防ぐ②コンテナ部は油圧装置によりスライドさせてその場へ落とすことができるので交換作業がスピーディー③うねを追従して走行するので常時運転操作が不要④前輪タイヤにより一定の高さで収穫が可能―など。

〈アガールD 製品仕様〉▽寸法=全長3550×全幅1770×全高1930㍉▽重量=970㌔▽空冷ガソリンエンジン6・2PS(4・5㌔㍗)▽トレッド幅=1400㍉

 収穫用のフレコンバッグは「アガールD専用バッグ アダム」(田中産業)として発売した。仕様は、縦900×横900×高さ600㍉、容量約0・5立方㍍。重量4㌔弱と軽量で持ち運びや取り換えに便利。折り畳めるので収納に場所を取らない。一方、鉄コンテナはレンタルパレット「MB1210V」と「(同)VG」(日建リース工業)に対応している。

 同社はYouTubeに、容量300㌔のフレコンバッグと容量500㌔の鉄コンテナ、どちらの効率が良いかを比べたシュミレーション動画をアップした。それによれば鉄コンテナを交換するよりも、フレコンバッグを圃場に落とし、それを運搬車で回収する方が作業時間の短縮になるという。田中社長は「アガールDは、製品の品質とバランスを取りながらも、能率を最優先した。そして、専用フレコンバッグの組み合わせで性能を最大限に活用することができる。ぜひ動画で作業効率を確認してほしい」と述べた。

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