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令和8年10月19日発行 第3618号 掲載

畦塗機ガイアXRM―3進化/小橋工業

 小橋工業㈱(小橋正次郎社長・岡山県岡山市南区中畦684)は、10月から販売を始めた新型あぜ塗機「GAIA(ガイア)XRM―3シリーズ」で、作業性能に加えてメンテナンス性や導入時の利便性を高めた。5機種38型式を一斉刷新した新製品群の中でも、装備の充実が際立つ上位モデルで、日々の手入れから圃場条件への対応まで幅広く配慮した。

 注目したいのが、付着した土を落としやすくする新型土落としゴムカバー。土が付きやすいシールドカバー側面の一部にゴムを採用し、外側から叩くだけで付着土を落とせるようにした。清掃の負担を軽くするとともに、土をこまめに取り除くことで爪の摩耗低減にもつなげる。作業後の手入れまで見据えた改良といえる。

 さらに、ドラム耕深キットと散水キットを標準装備した「P仕様」を新設した。オプションを個別に選定する手間を省き、ドラム耕深キットは組み立てた状態で出荷する。導入時の準備負担を抑えられる点は、販売現場でも説明しやすい特徴となりそうだ。

 作業面では、新ハキダシ爪と新ナタ爪、新爪配列を採用。ドラムへの供給土量を従来機比1・2倍とし、新ナタ爪の性能寿命も同2倍に延ばした。新爪配列は石や異物との接触リスクを抑え、安定した畦作りを支える。新型スライドカバーも備え、土の流れを最適化した。

 天場追従機能はオプションで設定。畦の天場に追従するだけでなく、高さを固定した作業も選べる。用途や圃場条件に合わせて作業方法を切り替えられる点も特徴だ。標準ローラと同径の樹脂ローラを用いる「J仕様」も用意し、乾燥条件や火山灰土質での作業に対応する。

 希望小売価格は、代表型式のXRM773FT―0Sで171万6000円(税込み)。

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