マルチャーの動き活発/ケービーエル

㈱ケービーエル(長坂卓社長・東京都品川区南品川2の2の10 南品川Nビル)では、林業分野における油圧ショベル用マルチャーの動きが好調だ。スペイン・TMC CANCELA社の製品で、ドレン配管不要の1系統配管で使える①THQ―050/075②THI―075/100/125や、ドレン配管を要する③HE―075/100/125④THJ―100/125/150⑤THB―100/125/150―の各型式を揃え、①②③については、実演依頼にも応えている。
このうち2~5・5㌧の小型油圧ショベルに適応する①は、φ90㍉の木枝を処理でき、噛み込みを防ぐP―CUT機能を標準装備し、ボディーには高耐久スウェーデン鋼を使用。ブレードは超硬ブレードのF49を標準で装備。オプションではタングステン肉盛り超硬ブレードF09、タングステンハンマーF08を用意している。また、容量の異なる4種類の油圧ギアモーターを揃えており、油圧ショベルに合わせて最もパワーが発揮できるモーターを選択できるほか、刈り草や木材の移動に便利なサポート脚を標準で備えている。
主な仕様は次の通り。
▽型式=THQ―050(同―075)▽作業幅=50㌢(75㌢)▽全幅=81㌢(106㌢)▽重量=185㌔(245㌔)▽油圧=18―25MPa(同)▽油量=35~60㍑/分(同)▽ブレード使用数=F49/F09/F08を10個+F38を2個(同18個+同2個)
他方、山の現場で燃料切れを起こし作業がストップ―といった事態を防ぐオートストップノズル付き軽油運搬タンクも好評とのこと。伊・EMILIANA SERBATOI社のディーゼルタンク150~900㍑までの10型式をラインアップ。林業その他の作業現場に普及浸透している。
同社は、16~18の3日間、東京ビッグサイトで開かれた第5回次世代森林産業展に出展、前記機種や傾斜地に強いリモコン草刈機をアピールした。担当者は林業に関係する自治体やユーザーなどから密度の濃い質問、話題が出たとして出展の成果を強調。また、同社のアフターメンテナンス、部品供給体制の拡充で、林業関係の需要掘り起こしに意欲をみせた。






