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令和8年9月14日発行 第3613号 掲載

西日本で白未熟粒多い/農林水産省・令和7年地球温暖化影響調査レポート

 農林水産省は8月28日、「令和7年地球温暖化影響調査レポート(確報)」を公表した。

 概要をみると、7年の気象は年平均気温は全国的にかなり高く、6~8月の平均気温偏差は+2・36度Cと明治31年以降で最も高い値となった。また、西日本を中心に記録的な多照、年降水量は東日本太平洋側でかなりの少雨となった。

 それを踏まえ、6年における発生報告の多い農畜産物における影響と適応策の実施状況をみると、水稲では出穂期以降の高温による白未熟粒が発生し、西日本では5~6割、東日本では3~4割の地域に影響がみられた。また、夏季の高温によるカメムシ等の虫害も発生し、北日本では2~3割の地域で影響がみられた。

 発生抑制の適応策としては、白未熟粒の発生抑制のために「高温耐性品種等の導入」が拡大したほか、水管理の徹底、肥培管理の徹底などが行われている。虫害対策としては適期防除の実施など。近年、水稲の高温耐性品種を導入する都道府県が増加しており、令和7年産では44都府県で導入。導入府県の増加等に伴い高温耐性品種の作付面積も増加傾向で推移しており、7年産の作付け面積は24・9万㌶、主食用米に占める高温耐性品種の割合は18・2%となった。地域別の作付け面積の内訳をみると、東日本が12・4万㌶で最も多く、次いで西日本が9・2万㌶、北日本が3・2万㌶となっている。

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