農産物活かす電気乾燥機/静岡製機

静岡製機㈱(鈴木直二郎社長・静岡県袋井市諸井1300)は、先の農業WEEKで、6次産業化をテーマに、良食味米育成支援システムとして食味分析計、穀粒判別機、穀物水分計、また、多目的電気乾燥機、施設園芸用のCO2施用機などを出展し各機の機能、特徴のPRを進めた。ブース前面には、「コメを数値で見える化 『乾燥』で6次産業のお手伝い」と掲げ、農業現場の米作りや野菜、果物の加工・販売をバックアップする同社の姿勢を鮮明に打ち出した。
その中で、多目的電気乾燥機「ドラッピー」については、手軽にドライフード作りを楽しめる小型卓上タイプから、トレイ設置可能段数18段の一体型ステンレス台車タイプの大型まで幅広い製品シリーズを紹介。生食では出荷できないものをドライフードとして付加価値をつけて販売したい農家、農業法人などに提案した。
シリーズは、①大型タイプ=DSK―10/20/30②中型タイプ=DSJ―3A/7A③小型卓上タイプ=DSJ―mini④一体型ステンレス台車タイプ=DSS―18で構成。設定温度は①が~70度C(設定変更で80度Cも可)、②が~75度C、③が~60度C、④が~65度C。いずれも電気式乾燥で、天候に左右されずクリーンな環境で作業できる。
パワフル業務用のDSK―20/30は、各部屋が独立制御になっており、温度、時間、吸気が5段階に変えられるプログラム乾燥の設定は、それぞれの乾燥室ごとにできる(1部屋タイプの同―10も同乾燥設定ができる)。熱損失の少ないパネル厚50~55㍉の高密度ポリウレタンを使用。マルチ気流方式により壁面の穴からムラなく温風が出て庫内全体を乾燥させる。
④は業務用の決定版と位置づける製品で、本体内部と台車はステンレス製で衛生的。トレイ受けと台車が一体構造になっており、本体から分離可能のため、トレイの入れ替えや内部の清掃が簡単にできる。台車の床面は密着固定で気密性をアップし、キャスター外付けとして衛生面にも配慮している。乾燥モードは、芋乾燥モードと電気乾燥モードの2種類から選択でき、前者は目標温度までゆっくり昇温。干し芋作りに適し、後者は追加乾燥するのに適し、短時間で昇温する。






