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令和8年9月7日発行 第3612号 掲載

農業産出額3025億円、30年ぶりに3000億円突破/山形県特集

 山形県では、多様な生産者が心豊かに活き活きと活躍できる農林水産業を展開するために、豊かな地域を支える競争力の高い農林水産業の振興に力を入れている。

 同県には、全国的に人気が高まっているブランド米「つや姫」「雪若丸」をはじめ、「尾花沢スイカ」、「山形牛」など、全国での認知度が高く、普及が進む農産物は多い。また、サクランボ「やまがた紅王」など新品種の選りすぐりの極上品を提供する「山形セレクション」によるブランド戦略とともに、県知事もトップセールスを行うなど、農産物のブランド化、拡販に注力している。

 令和6年の農業産出額は3025億円で、前年から584億円増となり、3年連続で前年から増加した。果実、畜産部門が若干減少したものの、米が大幅に増加した。また農業産出額が3000億円を超えたのは30年ぶりとなる。全国では前年同様13位となり、東北では青森、岩手に次ぐ3位となっている。

 品目別で見ると米の産出額は、572億円増の1311億円、園芸品目は13億円増の1258億円。内訳は果実が738億円(前年比5億円減)、野菜が436億円(同18億円増)、花きが70億円(前年同)などとなっている。畜産は440億円(1億円減)となった。

 主要部門別に構成割合をみると、米が43・3%を占め果実を抜いてトップとなった。次いで果実が23・4%、野菜が14・4%、畜産が14・5%を占めている。

 令和6年の山形県の産出額上位10品目は①米(1311億円)②サクランボ(320億円)③豚(159億円)④肉用牛(156億円)⑤ブドウ(150億円)⑥リンゴ(106億円)⑦生乳(80億円)⑧スイカ(74億円)⑨西洋ナシ(68億円)⑩モモ(54億円)となっている。

 そのうちサクランボ、西洋ナシが全国で1位、スイカが2位、ブドウ、リンゴが4位になるなど、全国上位にランクしている作物が多い。地域の豊かさを支え、高いブランド力で国内外に展開する「園芸大国やまがた」を実現している。

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