新商品7機種を発表/スズテック

㈱スズテック(鈴木直人社長・栃木県宇都宮市平出工業団地44の3)は20日、本社で2026年新商品発表会を開催し、播種機3型式、ニラ調製機、ニンニク調製機、また参考出品として苗箱積出機、苗箱の振り分けコンベアを披露、27年需要の掘り起こしに意欲をみせた。席上、第71期の事業方針を説明した鈴木社長は、「品質最優先!お客様・社員に寄り添う仕事を実践しよう」を全社テーマに掲げ、製品開発、営業活動をさらに前進させるとともに、12月11日には創業80周年の式典を開き、100年企業に向け一致団結して取り組みを進めると新たな決意を漲らせた。
発表会には鈴木社長をはじめ、三島勲常務、中塩智之取締役技術部長、松本貴央取締役営業部長、黒子仁技術部副部長らが出席した。
新商品の中で、これから新しく販売実績を上積みしていくと期待の大きいのが「ニンニク調製機GT3000」。青森県下での実証を踏まえ、農家からこれなら購入するとの評価を得た上で発表に至った。当日は作業状況を映像で紹介。傾斜搬送用ベルトとスポンジベルトで茎葉部を挟み込んでニンニクを搬送。搬送部および葉切りカッターは可動域80㍉の上下装置により高さ調節が可能で、各種サイズのニンニクに対応。葉の残長も任意に調節できる。また、圃場で作業したいとの現場の要望に応え、大径キャスター(オプション)で移動性を高めた。根部は、根起こし羽で根部を伸ばした後、ディスクカッターと板刃で挟み切り、きれいに切除する。最大作業能率は、~3000個/時。販売価格は税別で78万円。
播種機の総合メーカーを標榜し、市場のシェアアップを図る同社が今回出した播種機は、TRK2000(能力:200箱/時)、RK200(同200箱/時)、TRK1000(同100箱/時)の3機種。ボリュームゾーンとなる200箱/時タイプでは、メンテナンス性の向上、操作性の改善、資材ロスの低減を目的に開発しており、育苗箱の両脇から土漏れや土入れ量の偏りを防ぐ土ガイドを採用、均一な土入れを実現し、播種工程では育苗箱の両脇からの種籾漏れや薄い播種を防ぐ籾ガイドを採用した。加えてゴロ土などによる土詰まりのトラブルに迅速に対応できる、瞬時開閉可能なシャッター(バネ部を上下させるだけ)を装備した。販売価格(税込み)は、TRK2000が60万5000円、RK200が52万8000円、TRK1000が45万円。
ニラ調製機「NT603」は、400・500・600束/時を選択でき、長尺ニラ(53㌢まで)に対し調製後の葉先から落ちる現象を軽減。ニラ長さ目盛りを追加することにより調製後のニラの長さを把握できるようにし、また、ニラ押え(茎)の重心位置を変更、ニラの持ち帰り現象を軽減した。ニラ検知センサーの配置変更で、誤検知の軽減、調整の簡易化を実現した。他方、ペラ貼り部(結束テープの貼り残し部分)の動作機構の改良を進め、ペラ貼りニラガイドを設けることで、ペラ貼りの性能向上を図った。販売価格は税別で180万円。




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