一般廃棄物を全量再資源化/クボタ

㈱クボタ(花田晋吾代表取締役社長CEO・大阪府大阪市北区大深町5の54)は、地域で排出される一般廃棄物を都道府県規模で全量再資源化し活用する「サーキュラーエコノミー推進拠点」の実現を目指し、従来の廃棄物処理プロセスを変革する新たな資源循環システムの構築に向けた取り組みを開始した。可燃ごみから生ごみとプラスチックごみを選別し、バイオマス発電の燃料や再生原料などとして活用を図る。この度、㈱エックス都市研究所、㈱環境管理センターを共同実施者として、環境省の「地域資源の徹底活用に向けた資源循環加速化事業」に採択された。今後、生ごみとプラスチックごみの効率的な収集・選別方法の検証や、都市部と地方部それぞれに適した地域モデルの検討を進めていく。
同社は、国立環境研究所および他の「静脈産業」企業、大学とともに、公益財団法人廃棄物・3R研究財団が設置する検討会に参画し、都道府県規模の広域で一般廃棄物を再資源化し活用する「サーキュラーエコノミー推進拠点」の構想について検討を進めてきた。
同推進拠点では、民間業者が主体となり官民および動静脈連携により、循環経済の取り組みの推進を目指している。
具体的には、可燃ごみから生ごみとプラスチックごみを選別し、同社が開発・提供する溶融分離技術と組み合わせることで、可燃ごみの焼却灰からはスラグと有価金属を回収するとともに、プラスチックごみは再生材として、その残渣は溶融炉の燃料として、生ごみはバイオエネルギーの原料および堆肥としてそれぞれ活用する「全量資源化システム」を構築・導入し、脱炭素化と同時に最終処分ゼロの実現を目指す。





