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令和8年11月2日発行 第3620号 掲載

キャニコム:造林作業の省力化提案/林業・環境機械展示会特集

 キャニコム(包行良光社長・福岡県うきは市吉井町福益90の1)は、和歌山林機展で、今冬に発売予定のラジコン下刈機「山なみ傾子」や、根株処理や下刈りに使用する多目的造林機械「山もっとモット」などを出展する。

 新たに、林野庁の「令和8年度戦略的技術開発・実証事業」として採択された、自動穿孔機(植栽機)も紹介する。造林は危険を伴う作業が多く、作業員が定着しにくい課題がある。同社は解決策として、危険を伴う作業を機械で省力化し、安全に行う方法を提案する。

 同社のブランディング企画部の担当者は「通常であれば1㌶に対して約3000本植林するところ、機械化での造林を行うために、列間と苗間を2・5㍍で植え、2000本以下の低密度で調整する。機械下刈りにおいて走行を妨げる根株は地拵えの際に処理することを推奨している」と説明。植栽計画に基づき、山もっとモットが通り道の障害となる根株を処理し、穿孔機で苗木の植え付け、山なみ傾子で草を刈る一連の流れを示した。

 山なみ傾子は40度の傾斜に対応し、電波は100㍍まで届く。担当者は「安全な場所から、ラジコンで楽しみながら草刈り作業ができる」と話した。

 同社は機械のレクチャーをCCS(キャニコム・コンサルティング・サロン)と呼んでおり、今回は「展示会版のCCS」として、1日3~4回、会期の両日で行う予定。横積み式荷台を備えた集材車「SUPERやまびこ」などの実演も行う。

 このほか、スイッチバック方式で山を傷めにくい運搬車「フォワーダやまびこレインジャー」なども展示する。

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