枝豆の振動式選別機を発表/マツモト

㈱マツモト(松本穣社長・群馬県高崎市倉賀野町2454の3)は15日、振動するフルイで薄莢や1粒莢を選別する「振動式枝豆選別機」を発表し、同本社でメディア向け説明会を実施した。同機には2段式のMES―250Fと3段式のMES―250F3があり、特に後機は約9割という高い除去率(同社試験)を示し、枝豆の選別作業に関わる省力化・省人化に大きく寄与すると、今後の普及拡大に期待がかけられている。
2段式のMES―250Fについては、すでに2020年から発売しており、導入農家から高い評価を得てきた。その特徴は、フルイを振動させる振動源として振動モーターを採用、これにより様々な部位に不要な振動を生起させることがなく、部品の摩耗などのトラブルを防ぎ、メンテナンス費用の低減、機体の耐久性アップに結びついた。
また、フルイ部下の四隅にコイルバネを配置し、振動が機体全体に及ぶのを防止。共振作用で機械が設置場所から動いてしまうといった不都合を解消するなど、高い選別性能と高耐久性の両立を図った。
同社は、「同機発売以来、大きな部品交換を求められた事例がない」としており、同機の完成度の高さを証明している。
今回新たに発表した3段式のMES―250F3は、フルイを1段増やすことで選別精度はさらに向上できるとの仮定の下、テスト機を製作し実証したところ、約9割という高い除去率を達成。枝豆生産農家が課題としている規格外品の除去率の向上、人件費上昇などの問題点を解消する機械として真価を発揮できると市販に歩みを進めた。出荷開始は来年5月を目途とし、発表とともに受注を開始している。
両機に共通する特徴としては、ほかに①細かい振動で枝豆を傷つけることなく1粒莢、薄莢を高精度で除去②1粒莢の大きさに合わせ、クランプレバーで整列板のすき間調節が簡単にできる③規格外品は機械下にあるシュート1カ所に落下するため、コンテナを1個置くだけで片付けが容易④フルイカセットは簡単に取り外すことができ洗浄・清掃が容易―などがある。





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